同じJPSでも、SとMでまったく違う個性がある。
今回は、この考え方をもとに選び抜かれた、JPS-SとJPS-Mという二つの素材についてお話しします。
同じ「JPS」という名前を持ちながら、なぜあえて特性の異なる二つの素材を用意しているのか。
その理由を紐解いていきます。
振動を左右する物理特性に着目し、素材を選び抜く
JPS-SとJPS-Mはどちらも、振動を左右する物理特性、つまり硬さや弾性、減衰特性といった要素に着目して選び抜かれた素材です。
長年金属加工を手掛けてきたネットワークを活かし、数ある候補の中から、狙った特性に近い素材を選定しています。
同じ視点から選ばれた素材でありながら、SとMではまったく異なる特性を持たせているのが、この二つの素材の面白さです。

Sは「Solid」。締まりのある芯の強さ
JPS-SのSは、Solidの頭文字です。
その名前が示す通り、しっかりとした芯の強さを感じさせる、ソリッドな打感を実現する特性を持った素材です。
振動が引き締まって伝わることで、インパクトの瞬間にはっきりとした手応えを感じやすくなります。
芯を食った感覚をダイレクトに味わいたいプレイヤーに向いた特性です。
Mは「MILD」。やわらかく包み込む感触
一方のJPS-MのMは、MILDの頭文字です。
振動をやわらかく減衰させる特性を持ち、包み込まれるような、優しい打感を生み出します。
同じインパクトの強さであっても、Mの素材で打つと、Sとはまったく違う、穏やかな感触が手元に伝わってきます。
好みのタイプで選べる、という価値
打感の好みは、プレイヤーによって大きく異なります。
はっきりとした手応えを求める人もいれば、やわらかく吸いつくような感触を好む人もいます。
JPS-SとJPS-Mという二つの選択肢を用意することで、フィッティングの中で、スペックだけでなく打感の好みまで含めて、自分に合った一本を選べるようになっています。

ここがポイント
SとMは同じ視点で選ばれた対照的な素材:
振動を左右する物理特性に着目しながら、異なる個性を持たせています。
Sはソリッドな芯の強さ:
引き締まった振動が、はっきりとした手応えを生み出します。
Mはマイルドな柔らかさ:
振動を穏やかに減衰させ、包み込むような打感を実現します。
同じ視点から、異なる個性を選び出す
JPS-SとJPS-Mは、どちらも同じ「振動をコントロールする」という視点から選び抜かれた素材でありながら、たどり着いた個性はまったく異なります。
ZENITHでは、プレイヤーの好みに応じて、この対照的な二つの素材から選べるようになっています。