一本ごとに切削プログラムを作る価値

一本ごとに切削プログラムを作る価値

同じ形は、二つとない。

ZENITHでは、パターを作る際に、一本ごとに切削プログラムを作成しています。
今回は、この一本ごとのプログラム作成が、どのような価値を生んでいるのかについてお話しします。

これまでお話ししてきた削り出しという製法、素材、フィッティングとの結びつきは、最終的にこの一本ごとのプログラムという形に集約されていきます。

量産品は、同じプログラムを繰り返し使う

量産パターの多くは、一度作成した金型やプログラムを繰り返し使うことで、効率よく同じ製品を大量に作り出します。
この仕組みがあるからこそ、量産パターは比較的手頃な価格で提供することができます。

同じプログラムを繰り返し使えるということは、裏を返せば、一本ごとの仕様を変えることには向いていないということでもあります。

ZENITHは、一本ごとにプログラムを作り直す

ZENITHは、フィッティングによって導き出された、一人ひとり異なるスペックに応じて、一本ごとに切削プログラムを作成し直しています。
長さ、ライ角、ロフト角、重心設計、サイトライン。
これらすべてが、プレイヤーごとに異なる組み合わせになるためです。

同じヘッド形状であっても、フィッティングの結果次第で、内部の削り込み方や角度は微妙に変化します。
この一本一本への向き合い方こそが、ZENITHのものづくりの特徴です。

手間をかけてでも、守りたい価値

一本ごとにプログラムを作り直すことは、時間もコストもかかる作業です。
それでもこの手間を惜しまないのは、フィッティングで導き出した数値を、妥協なく形にしたいという思いがあるからです。

30,000通りを超える組み合わせの中から選ばれた、たった一つの仕様。
それを正確に再現するためには、一本ごとのプログラム作成が欠かせません。

ここがポイント

量産品は同じプログラムを使い回す:
効率を優先することで、手頃な価格を実現しています。

ZENITHは一本ごとにプログラムを作る:
フィッティングで導き出された、一人ひとり異なるスペックに対応するためです。

手間の先に、妥協のない再現がある:
30,000通りを超える組み合わせから選ばれた仕様を、正確に形にします。

一本のパターに、一人分の答えを

同じ形に見えるパターでも、その内側には、一人ひとりのために作り直された、たった一つの切削プログラムが存在しています。

ZENITHは、この手間を惜しまない姿勢を通じて、フィッティングの価値を最後まで守り抜いています。

削り出しという製法、素材へのこだわり、そして一本ごとのプログラム。
これらすべてが積み重なって、ようやく一人分のパターが完成します。