斜めに傾いたネックが、ちょうど良いバランスを生む。
今回は、スラントネックパターの特徴についてお話しします。
極端な特性を持つ二つの構造の間にあることが、スラントネックの強みでもあります。
スラントネックとは、どのような構造か
スラントネックは、シャフトが斜め(スラント)の角度でヘッドに接続されている構造です。
クランクネックほど大きく折れ曲がってはおらず、センターシャフトほどヘッド中央に寄ってもいない、その中間に位置する構造だと言えます。
パターのネック構造の中でも、もっとも広く採用されている形式のひとつで、様々なモデルに見られます。
トウハングの度合いを、細かく調整しやすい
スラントネックは、ネックの角度によって、トウハングの度合いを段階的に調整しやすいという特徴があります。
フェースバランスに近いものから、ある程度トウハングのあるものまで、幅広いバリエーションが存在します。
この調整幅の広さから、様々なストロークタイプのプレイヤーに対応しやすい構造として採用されています。

マレット型・ネオマレット型との組み合わせも多い
スラントネックは、ブレード型だけでなく、マレット型やネオマレット型のヘッドにも組み合わされることがあります。
ヘッド形状とネック構造、それぞれの特性を掛け合わせることで、より細かいストロークタイプへの対応が可能になります。
ヘッドの形状とネックの構造、この二つを合わせて考えることが、自分に合ったパターを見極めるうえで大切な視点になります。

迷ったときの、ひとつの基準にもなる構造
クランクネックとセンターシャフト、どちらが合うか判断がつかない場合、中間的な特性を持つスラントネックから試してみるという選び方もあります。
極端な特性に飛びつく前に、バランスの取れた構造から自分の感覚を確かめてみるのも、ひとつの有効なアプローチです。
ここがポイント
スラントネックは斜めの角度でヘッドに接続:
クランクネックとセンターシャフトの中間的な構造だと言えます。
トウハングの度合いを調整しやすい:
ネックの角度によって、幅広いバリエーションに対応できます。
様々なヘッド形状と組み合わされる:
ヘッドとネック、両方の特性を掛け合わせて考えることが大切です。
ネックの構造も、フィッティングの対象になる
センターシャフト、クランクネック、スラントネック。
それぞれの構造には、ストロークタイプとの相性という明確な理由があります。
ZENITHでは、こうしたネック構造の違いも含めて、フィッティングを通じて最適な一本を導き出しています。