折れ曲がった首元が、トウハングを生み出す。
今回は、クランクネックパターの特徴についてお話しします。
見た目の印象こそ対極にありますが、どちらも理にかなった構造だという点は共通しています。
クランクネックとは、どのような構造か
クランクネックは、シャフトからヘッドにかけてのネック部分が、大きく折れ曲がった形状をしている構造です。
ヒール寄りにシャフトが接続され、そこから緩やかにヘッドへとつながっていきます。
ブレード型パターに多く見られる構造で、クラシックなパターのイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
トウハングが生まれやすい構造
クランクネックは、シャフト軸から見てヘッドの重心が離れた位置にくるため、トウハング、つまりトウが下を向きやすい特性を持ちます。
この特性により、ストローク中にフェースが自然に開閉しやすくなります。
手首や腕を使って、フェースを開いて閉じていくようなストロークタイプとの相性が良いとされています。

感覚的な操作を好むプレイヤーに向いた構造
クランクネックは、フェースの開閉を感じながらストロークしたいプレイヤーにとって、手に馴染みやすい構造です。
手先の感覚を活かしたタッチのコントロールがしやすいことも特徴です。
この特性を活かすには、ライ角やロフト角のフィッティングを含め、自分のストロークとの相性を丁寧に見極めることが大切です。

ブレード型との組み合わせが多い理由
クランクネックは、操作性の高いブレード型と組み合わされることが多く、フェースの開閉を活かした繊細なコントロールを、形状とネックの両面から後押しする構造になっています。
この組み合わせは、伝統的なパターの多くに見られる、いわば王道の構成だと言えます。
ここがポイント
クランクネックは大きく折れ曲がった構造:
ヒール寄りにシャフトが接続され、緩やかにヘッドへつながります。
トウハングが生まれやすい:
ストローク中にフェースが自然に開閉しやすい特性を持ちます。
感覚的な操作を好むプレイヤーに向く:
手先の感覚を活かしたタッチのコントロールがしやすくなります。
ネックの角度も、パターを選ぶ視点のひとつ
クランクネックは、フェースの開閉を活かしたストロークとの相性から、根強い人気を持つ構造です。
ZENITHでは、こうしたネック形状の違いも、フィッティングの一部として大切にしています。