既製品を選ぶのではなく、自分のために仕立てる一本
オーダーメイドパターという言葉を耳にする機会が増えてきました。
今回は、このオーダーメイドパターとは何か、その基本からお話しします。
既製品とは何が違うのか、そしてなぜそれが可能になるのか。
ここから順を追って整理していきます。
既製品とオーダーメイドの違い
既製品のパターは、あらかじめ決められた長さやライ角、ロフト角のもとで作られ、店頭に並びます。
プレイヤーは、その中から自分に近いスペックのものを選ぶという形になります。
一方、オーダーメイドパターは、プレイヤー一人ひとりの体格やストローク特性に合わせて、長さやライ角、ロフト角などの仕様を個別に決めて製作するパターです。
既製品の枠にとらわれず、自分に必要な数値を、そのまま一本に反映できます。

フィッティングが、オーダーメイドの出発点になる
オーダーメイドパターを作るうえで欠かせないのが、フィッティングです。
解析センサーによる計測を通じて、長さ、ライ角、ロフト角、重心位置といった数値を導き出し、その結果をもとに一本を仕立てていきます。
感覚だけに頼らず、数値という根拠をもとにスペックを決めていくからこそ、既製品では得られない納得感のある一本にたどり着くことができます。

性能だけでなく、打感とサウンドもフィッティングする
フルカスタムで決めるのは、長さやライ角、ロフト角といった性能面の数値だけではありません。
ZENITHでは、ミーリングの種類と素材、この二つを選ぶことができます。
重量やライ角が構えやすさやストロークの安定感、いわば性能面のフィッティングだとすれば、ミーリングと素材は、打感とサウンドのフィッティングにあたります。
数値には表れない感触や音の好みまで、一本に反映できるのが、フルカスタムの特徴です。
削り出しという製法が、オーダーメイドを支えている
ZENITHでは、金型を使わない精密な削り出し加工を採用しています。一本ごとの仕様に合わせて切削プログラムや加工工程を調整することで、細かなスペックの違いにも柔軟に対応しています。
量産では難しい、この一本ごとの柔軟性こそが、オーダーメイドパターの価値を支えています。
ここがポイント
オーダーメイドは数値を個別に決める製法:
既製品の枠にとらわれず、プレイヤーに合わせたスペックを反映できます。
フィッティングが出発点になる:
解析センサーによる計測結果をもとに、スペックを決めていきます。
打感とサウンドもフィッティングの対象:
ミーリングと素材を選ぶことで、性能面とは別に感触や音まで仕立てられます。
削り出しという製法が土台にある:
金型を使わないからこそ、一本ごとの柔軟な対応が可能になります。
自分に合う一本を、仕立てるという選択
オーダーメイドパターは、既製品の中から選ぶのではなく、自分に必要な一本を、ゼロから仕立てていくという考え方です。
ZENITHでは、フィッティングと削り出しという製法を組み合わせることで、このオーダーメイドを実現しています。