オーダーメイドパターが完成するまでの流れ|フィッティング・設計・削り出し・納品を解説

オーダーメイドパターが完成するまでの流れ|フィッティング・設計・削り出し・納品を解説

計測から納品まで、一本のオーダーメイドパター完成に向けたプロセス。

今回は、実際に自分だけの一本ができあがるまでの流れについてお話しします。

計測から手元に届くまで、大きく三つの段階に分けて進んでいきます。

STEP1|フィッティングによる計測

最初のステップは、フィッティングスタジオでの計測です。
解析センサーを使い、ストロークの特性やアドレスの姿勢、打ち出しの傾向などを数値として可視化していきます。

この段階では、一度の計測だけで終わらせず、フィッターと対話しながら、複数のスペックを試す時間も設けられます。

STEP2|スペックの決定と設計

計測結果をもとに、長さ、ライ角、ロフト角、重量、ネック位置といった性能面の項目を一つひとつ決定していきます。
ここで決まったスペックが、そのまま設計データへと落とし込まれます。

あわせて、ミーリングの種類と素材を選ぶことで、打感とサウンドのフィッティングも行います。
性能面の数値と、感触や音の好み、その両方を確認しながら、一本の方向性を固めていきます。

さらに、ネーム刻印やカラーアクセントといったデザイン面のカスタムも、この段階であわせて選んでいきます。

STEP3|削り出し加工から納品まで

設計データが完成すると、仕様に合わせた切削プログラムを作成し、マシニングセンタによる削り出し加工を行います。粗加工から仕上げ加工、各部の検査を経てヘッドを完成させ、シャフトやグリップの組み立て、最終的なスペック確認を行ったうえで、お客様のもとへお届けします。

完成した一本は、フィッティングで決定したスペックをもとに、精密な削り出し加工と検査を経て仕上げられた、まさに自分だけのパターです。

一本が完成するまで、フィッターと歩みを共にする

計測から設計、加工に至るまでの過程は、プレイヤー一人で進めるものではありません。
フィッティングで確認した身体特性やストロークの特徴、お客様のご希望をもとに、一本の仕様を決定していきます。そこで決まった内容を設計・製造工程へと引き継ぎ、フィッティングから完成まで、一貫した考え方でパターづくりを進めています。

この伴走があるからこそ、途中で迷いが生じても、その都度立ち返りながら、納得のいくスペックへとたどり着くことができます。

ここがポイント

STEP1は計測:
解析センサーを使い、ストロークやアドレスの特性を数値化します。

STEP2はスペックと設計の決定:
性能面の数値に加え、ミーリングと素材による打感・サウンド、デザイン面まで一つひとつ決めていきます。

STEP3は削り出し加工から納品:
設計データをもとに加工が行われ、一本のパターとして完成します。

一本が完成するまでの時間も、価値のひとつ

自分だけの一本ができあがるまでには、計測、設計、加工という複数の段階を経る必要があり、既製品を手にするよりも時間がかかります。

しかし、この時間をかけて向き合うからこそ、既製品では得られない、深い納得感のある一本にたどり着くことができます。