フルカスタムパターで何ができる?重量・ライ角・ロフト角・ミーリングなど調整できる項目を解説

フルカスタムパターで何ができる?重量・ライ角・ロフト角・ミーリングなど調整できる項目を解説

重量、ライ角、ロフトだけでなく、ミーリングや素材まで、自分仕様に。

前回、オーダーメイドパターの基本についてお話ししました。
今回は、実際にフルカスタムでどこまで調整できるのか、その具体的な項目についてお話しします。

フルカスタムで調整できる項目は、大きく二つに分けられます。
ひとつは性能を左右する数値、もうひとつは打感とサウンドを左右する要素です。
ひとつずつ、その役割を見ていきましょう。

重量|ヘッド全体の重さを合わせる

パターの重量は、ストロークのリズムやフィーリングに大きく関わります。

フルカスタムでは、この重量を、プレイヤーのストロークに合わせて選択することができます。

わずか数グラムの違いであっても、実際に構えたときの安定感には、はっきりとした差として表れます。

ライ角・ロフト|構えとインパクトの精度を高める

ライ角は、構えたときのフェースの向きに直結する要素です。
体格やアドレスの姿勢に合わせて調整することで、狙った方向へ安定してストロークしやすくなります。

ロフト角も同様に、手元の位置によって実際に働くダイナミックロフトが変わるため、プレイヤーごとに最適な角度は異なります。
フルカスタムでは、この二つの角度を、フィッティングの結果に基づいて細かく設定します。

ネック位置|モデルに応じて選べる、もうひとつの調整項目

ネックの位置や形状は、フェースローテーションの大きさに影響する要素のひとつです。
モデルによっては、このネック位置を選択できるようになっており、ストロークタイプに合わせた選択が可能です。

重量、ライ角、ロフト、ネック位置。
これらの項目を組み合わせることで、既製品では届かない、細部まで自分仕様に仕立てられた一本が生まれます。

ミーリング・素材|打感とサウンドをフィッティングする

フルカスタムで選べるのは、性能に関わる数値だけではありません。
ミーリングの種類と素材、この二つも選択することができます。

重量やライ角、ロフトが、構えやすさやストロークの安定感、いわば性能面のフィッティングだとすれば、ミーリングと素材は、打感とサウンドのフィッティングにあたります。
狙った感触や音の印象に近づけるために、この二つを組み合わせて選んでいきます。

項目ごとの調整が、互いに影響し合う

これらの調整項目は、それぞれ独立しているわけではありません。
たとえばヘッド重量を変えると振り感やストロークのテンポが変化し、それに伴って構え方やインパクト時のヘッド姿勢に影響が出ることもあります。

だからこそフルカスタムでは、ひとつの項目だけを見るのではなく、性能面と打感・サウンド面、両方のバランスを見ながら、スペックを決めていくことが大切です。

ここがポイント

重量は振り感に合わせて調整する:
ストロークのリズムに合わせて、ヘッド全体の重さを設定します。

ライ角とロフトは構えと打ち出しを左右する:
フィッティングの結果に基づき、細かく数値を設定します。

ネック位置はモデルに応じて選べる調整項目:
ストロークタイプに合わせて、フェースローテーションの大きさを調整できます。

ミーリングと素材は打感とサウンドを左右する:
この二つを選ぶことで、性能面とは別に、打感とサウンドのフィッティングも行えます。

一人ひとりに合わせた調整が、理想の一本につながる

フルカスタムの魅力は、調整できる項目が多いことだけではありません。それぞれの項目をフィッティングデータに基づいて適切に組み合わせることで、プレイヤーの身体特性やストロークに合った一本へと近づけることができます。

ZENITHでは、フィッティングで導き出した数値を、これらの項目を通じて、忠実に一本へ落とし込んでいます。